桜神宮

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【大中臣家先祖・天児屋根命】
神代の昔、天照大御神は弟の須佐之男命の無道を悲しみ、天の岩戸にこもりました。そのため、高天原をはじめ天下が暗闇となってしまいました。  
困った八百万の神は集い、神事を挙行することになりました。その神事では、天児屋根命が『天津祝詞の太諄辞事』を唱え、天宇受売命が神憑りして歌い舞い踊りました。
そして、気になった天照大御神が岩戸を細目に開けた所を天手力男が外に引っぱり出しました。こうして世界に光が戻りました。
この古神道最大の秘言ともいわれる天津祝詞の太諄辞事を唱えた天児屋根命が大中臣家の先祖です。
そして、垂仁天皇記に「天皇、中臣の連の祖探湯主をして仕えしめよ」とあります。これは伊勢神宮を創始した倭姫命に大中臣家の探湯主、つまり審判者(サニワ=憑かりくる神が正か邪か、道理か不道理かを神に対し審判する者)としての役目を仰せつかったということで、これ以降、大中臣家に神事が伝承されることになりました。
65代目にあたります芳村正秉がこの大中臣神道を復興したものが、神ながらの道、つまり「かみならいの教え」です。

【魂と魄の死生観】
魂とは精神に宿るたましいであり、魄(パク)は肉体に宿るミタマです。人間が死ぬと魂はあの世に行き、魄は一種の残留思念となってこの世に残ると考えます。これを奉り、鎮魂いたします。 さらに直霊(ナオヒ)があり、これは永遠不滅の内在する神にあたります。


【釜鳴り神事(御動事御供式)】
心身の罪穢れを清めるとともに、吉凶占いもできるというものです。
これは釜の中に米を入れて炊き、神言と手印で神事を行い、気合い「エイッ」とかけると、「ウォーン」と釜が鳴りはじめます。
神事終了後は参拝者が釜湯を口にして、飲むことによって神徳にあずかり、健康成就や幸福を招くといわれています。

【鎮火式(火渡り神事)】
鎮火式は「火渡り」とも呼ばれ、春の大祭に行われます。
鎮火式は四隅を忌竹で囲い、その中に6メートルほどの炭の道を作り、炭に火をつけます。
そしてお祓いをして塩で清めた後、秘儀を行い、炭火のうえを素足で渡るというものです。

【探湯式】
探湯式は「探湯(くがたち)」とも言い、熱湯を探る式であり、秋の中祭に行われます。
釜の中に水を入れ、下から烈火を焚いて、釜の八方に清めの塩を置きます。お湯が沸騰すると御幣で「掛け巻きの神事」を行い、神気をこの釜の中にこめて熱湯の精神を追放します。
竹葉を束にしたものをもって釜の中に差し入れ、右回り、左回りと「掛け巻き」を行い、気合いとともにその竹葉をもって沸騰している熱湯を全身に注ぎかけ、身体を清めます。
このことによって五体健康を祈念する神事です。

『四拝八拍手』
一般に神社参拝作法は二拝二拍手一拝ですが、大中臣神道の作法は四拝八拍手一拝とされています。四拝八拍手を現在用いているのは、伊勢の神宮と本教だけです。

『火打ち石祓い』
大中臣神道の祓いの1つで、鉄と石で火を起こし、その切り火によって不浄を清めるものです。

『金木祓い』
これも大中臣家に伝わる祓いで、神社で使われている祓串の小型のものです。
右手で金木を持ち、八方位を8回ずつ計64回祓います。
次に「掛巻き」というウズの巻き取りの動きをします。これは右手で右回転に8回中心点に向かって回し、左手に持ち替えて左回転で同様に回します。再び右手にて右回りに8回巻き取り、最後に“バサッ”と左方に祓います。

『千座の祓い』
「千座の祓い」とは、祓いの詞を唱え、かつ神がかりの神事を行い、神気をもって一切の汚穢不浄を祓い清める神業です。この神事は天孫降臨以来、大中臣家に代々伝わり継承護持されています。

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施設情報

スポット名(カナ)
さくらじんぐう
電話番号
03-3429-0869
住所
東京都世田谷区新町3-21-3
アクセス
東急田園都市線 桜新町駅 北口 徒歩2分
駐車場
備考
・お守り 有
提供元
My神社
投稿者
みんトク編集部

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