新型コロナウイルスの影響でテレワークに切り替えたものの、「テレワークだとやる気が出ない」「集中できない」という声も多く聞こえてきます。
今回はこの問題を「個人で解決する方法」と「企業側の施策で予防する方法」をご紹介します。

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テレワークで集中できない理由をパターン化で見てみよう
テレワークでやる気が出ないと言っても、個人によって理由は様々です。
いくつか例に挙げてみますので、自分はどういうパターンでやる気を失ってしまっているのか、立ち止まって自己分析してみましょう。

1)他人の目がなくなってだらけてしまう人

出社して職場で同僚と仕事をしているときと違って、テレワークだと誰も周りにおらず、「管理されている」「みんな同じようにやっている」という感覚は希薄になりがちです。
誰も見ていないから「まあ、ちょっとくらいいいや」とサボってしまったり、手を抜いてしまいそうになる気分になるのも、仕方ないことと言えます。
そういう人は、とにかく気分を出社モードに切り替えることが大切。

今は新型コロナウイルスの感染対策でカフェやワーキングスペースに出掛けることもはばかられますから、自宅でできるオススメの切り替え方法をご紹介します。
男性ならスーツをしてネクタイを締める、女性ならきちんとメイクをして髪の毛もブローをして、いつもと同じ出社時間にPC前に座っておきましょう。
また、だらだらと仕事をしてしまう人は「TO DOリストを細かめに設定」することも大事。「この仕事は1時間、この仕事は30分」と所要時間も決めておくと、サクッと仕事をこなしていく指標になります。PCにある時刻表示はその他の情報に隠れてしまいがちですので、見やすい時計をPCの横に置いておくのも効果がありそうですね。

2)ひとりで黙々と作業するのがつまらない人

職場の人たちと楽しく会話しながら仕事をしていた人にとってみれば、一人で黙々とPCに向かう仕事は予想以上に苦痛を伴います。
そういうときこそチャットツールを有効に使いましょう。どうしても業務連絡がメインになってしまい「かしこまりました」「お願いします」の応酬だけになっていませんか?それでは味気ないですよね。
ちょっと趣向を変えて「ちなみに今〇〇を作業中」と報告してみて「私もです」というレスポンスがあれば、普段の職場環境と変わらず繋がっている気持ちになれますよ。

3)家族が傍にいて集中できない

突然テレワークになり、急ごしらえで食卓にPCを置いて仕事をしている、という方も多いでしょう。
すると、どうしても家族の様子が気になって仕事に集中できず、思うように仕事に集中できないというのはよく聞く話。
できれば、別の部屋を用意して仕事に集中できる環境を作ることが望まれますが、なかなかそう簡単にできないという人は、とにかく「分ける」ことを工夫しましょう。
遮音性の高いヘッドホンで仕事以外の音声は入らないようにする、カーテンやパーテーションで仕切る、など。そして家族には「仕事中だから相手できない!ごめん!」と先に伝えておいて、「お互いのミッションが終わったら、報告しあおう」と一度グッバイするのです。

4)漠然と仕事をする気にならない人

なんとなくやる気にならない、そもそも仕事自体が嫌だ、という人は、テレワークでやる気がないのではなく、仕事の取り組み方や、自分個人の問題がテレワークをきっかけに顕在化した可能性も考えられます。
仕事にやりがいを見いだせないなら、副業や趣味の時間を増やしてみたり、上位資格や転職を検討してみると活路を見出せるかもしれません。読書や日記も意外な発見に繋がりますよ。
とにかく今の状態で鬱屈したまま仕事を続けるより、仕事や自分の人生を客観的に見る工夫を取り入れてみることをおすすめします。
企業側ができるテレワーク用の施策


テレワークの導入を本格化したところで、企業側としても社員のパフォーマンスの維持には苦戦されることも多いかと思います。ここでは具体的な対策案をご紹介します。

1)成果物の報告を義務付ける

テレワークは、日中の社員の行動は把握しきれません。
何をもって「仕事をしているか」を判断するかと言えば、成果物ですね。
今まで日報を取り入れていなかったとしても、テレワークでは日報報告は義務化させましょう。
開始時に「本日の業務は〇〇、〇〇です」、終業時は「〇〇と〇〇の業務終了、△△の残りは明日AM中に完了予定」といったように業務内容と進捗を確認しておく必要があります。
これを機にタスク管理ツールを本格的に導入することも検討すると良いでしょう。

2)チャットツールやWeb会議で現場感を維持する

前項でも「ひとりで黙々と作業するのがつまらない」という社員について触れましたが、現場の一体感というのはパフォーマンスに直結します。
頻繁なチャットやWeb会議は業務の邪魔になりますが、「東京都から〇〇と発表されましたが、皆さんの周りでは大丈夫ですか」と投げかける程度の雑談は「みんな同じなんだ」という連帯感と「心配してくれているんだ」という安心感が芽生えます。
また、Web会議中に子供やペットが通り過ぎるハプニングを笑い合うのも、ひとりで作業している孤独さを癒す良いビタミン剤になる場合もありますので、フランクな会議も良いでしょうね。

まとめ

テレワークで通勤時間が減った分、皆それぞれが今までと違う部分で脳みそに汗をかく必要性も出てきました。これを機に、働き方や職場環境を大きく変化させていくきっかけにもなりそうですね。