毛布やスマホスタンド、ティッシュなど車に載せておくと便利なグッズはたくさんありますよね。中には車に積んでいないと違反になるものもあるので注意が必要です。そこで今回は車載しないと違反になるものからあると便利なグッズまで全15点をご紹介します！

車載しておかないと違反になるもの

運転免許証

運転の際、うっかり免許証を家に忘れたという経験がある方もいますよね。実は交通違反の取締り件数ではTOP10に入るほど違反件数が多かったりします（1位は最高速度違反）。
免許証の携帯は道路交通法第95条第1項で定められており、不携帯の場合には反則金を3,000円支払う必要があります。以外と知られていませんが交通違反の加点は無いので、ゴールド免許を持っている場合は他の違反が無ければ更新時も維持されます。

車検証と検査標章の表示

車検証と車検シールを貼ることは道路運送車両法第66条において義務付けられています。車検証不携帯、車検シールの貼り忘れや期限切れは道路運送車両法第109条9の対象となり、50万円以下の罰金が科されます。車検証はコピーなどをした際に車載し忘れる事があるため、車から取り出した場合はすぐに戻すように注意しましょう。

自動車損害賠償責任保険証明書（自賠責保険証）

車を所有してると自賠責保険への加入は必須となり、同時に自賠責保険証も常に携帯する必要があります。自賠責保険証を紛失してしまった場合、公道を運転しなければ違反にはなりませんが公道を運転してしまった場合、不携帯の場合で30万円以下の罰金、未加入の場合は1年以下の懲役または50万以下の罰金が科せられ、違反点数も6点となり一発免停になります。
もし自賠責保険証を無くしてしまったら保険会社や自動車を購入した販売店などに連絡して即座に再発行手続きを取りましょう。

発炎筒

発煙筒と発炎筒、読み方が同じで紛らわしいですが車載義務があるのは発炎筒です。発炎筒を車両に常時装備することは法令で定められた義務ですが不携帯による罰則は規定されていません。しかし、発炎筒は道路上での緊急時に周囲に危険を知らせるためのアイテムなので、必ず車載するようにしましょう。

もしもの備え違反にはならないけど用意したほうがいいもの

三角表示板

高速道路で緊急停止する必要がある場合、後方からの追突を防ぐために設置する表示版で、交通事故の現場で見たことがある方も多いと思います。三角表示板自体の車載義務はありませんが、高速自動車国道（高速道路）および、自動車専用道路上で自動車を停止させる場合停止表示義務があります。もし表示義務違反をした場合、普通自動車で6000円の反則金、違反点数1点となるため万が一を考えて三角表示板は車載しておくようにしましょう。

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ドライブレコーダー

ドライブレコーダー（ドラレコ）は映像の記録や、衝撃や急ブレーキを感知した際のさかのぼり記録ができます。事故やあおり運転の記録や証拠として活用できるためドライブレコーダーの必要性が一層高まっています。ドライブレコーダーには前方だけを記録するシンプルなモデル、前後2カメラタイプや360度撮影モデル、ルームミラーを置き換えるデジタルルームミラー型など様々なタイプがあります。