今、新しい働き方として徐々に注目されているワーケーション。

「ワーケーション(Workation)」とは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、「リゾートホテルや地方のキャンプ場など、いつもの職場や自宅と異なる場所で働き、同時に休暇取得も行う新しいスタイル」を意味しています。ワーケーションをどこで実施するかは、原則、プロジェクトチームや個人が主体的に選択することができます。

今回、株式会社コスモスモアが考案した「mobica(モビカ)」とは、ワーケーションとカーシェアを組み合わせた、全く新しいワーケーションの形となります。

取材にご協力いただいたのは、
mobica推進室 室長 中村正典氏(左)
mobica考案者 ストラテジックデザイン部 ストラテジックデザイン1課 課長 堤博章氏(右)

オフィスの設計などを取り扱うコスモスモアが考える、ワーケーションの未来の姿やmobicaの魅力や誕生の秘話等、いち早く伺うことができましたのでご紹介していきます!

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ワーケーション×カーシェア「mobica(モビカ)」とは

——— 「mobica(モビカ)」の特徴や差別化ポイントを教えてください。

中村氏:mobicaは自分の好きな場所に移動しながら、自由に自分らしく快適に働くことができるワーケーションカーのカーシェアリングサービスです。車両ベースはハイエース(TOYOTA)とN-VAN(Honda)の2展開となっており、どちらも働きやすい仕様に内装がカスタムされています。

最近は軽自動車のキャンピングカーも流行っていて、シートを自由に倒せたり、アレンジが出来たりと、便利なギアをガチっとセットできたり…でもそれは軽キャンだよね。
mobicaはそうではなく、シンプルで難しくない、誰でも使いやすい設計にこだわりました。

mobica推進室 室長 中村正典氏

——— 「mobica(モビカ)」のベース車両としてN-VANが選ばれた理由を教えてください。

中村氏:mobicaのベース車両は当初はハイエースのみでした。しかしmobicaは「もっと気軽に、自由に」使っていただきたい想いがあったため、その想いに近づけていくと軽自動車もありかな、と。
社内で検討の結果、軽自動車もベース車両の1つとして決定しました。

堤氏:軽自動車の中という限られた空間の中でも、快適に生産性高く働いてもらいたい。
そんな想いから色々な軽自動車を試してみました。その中でもN-VANは車内のゆとりが丁度良く、働いた時に快適だと感じることができた軽自動車だった為、ベース車両として決定しました。

mobicaは一言でワーケーションカーといっても、様々な働き方ができます

———こだわったポイント等ありましたら教えてください。

中村氏:リアの扉を開けた時に、車内から見える風景は重要視しました。
オフィスにグリーンや自然光を入れると生産性が上がるように、自然の中に行って働くことは同じような効果が得られる。鳥の声なども癒しになります。車内からの自然の見え方、感じ方 は働くことを快適にすることにおいて重要です。

mobicaのマークは、車内のデスク越しに見える風景の形から作られました

「mobica(モビカ)」はこうやって生まれた!

———コスモスモアが行う新規事業コンテストとはどういったものか教えてください。

中村氏:コスモスモアでは従業員から新規事業のアイディアを募る 新規事業提案コンテストを行われていて、今回72件と、社員の30%ものたくさんの応募が集まりました。

1次審査の基準には、事業規模は一切問わず、熱い気持ち・どうしてやりたいのかを重要視しました。着想のきっかけを大事にしていて、これをやったら社会がどう変わるのかが大事なポイントでした。
2次審査では、事業収支も含めて判断しました。点数の高いものだけでなくやってみたい!と思わせるような事業であり、かつ、この段階で応募者が、一緒に事業を行う仲間を自分で集められるかどうかも審査の基準になりました。

最終的な候補は2つに絞られて、事業として広がりがあるのか等の最終的な判断から「mobica」が72件の中のグランプリに輝きました。

———「mobica」はどういった着想で生まれたのか

堤氏:普段はオフィスの設計をしていますが、昨今の働き方の多様化により、オフィス以外での働き方に可能性はないのか、移動しながら自由に働くワークスタイルも有りではないか、と考えました。

移動しながら働くという点から車に着眼し、これをオフィス化したらより面白いものになる。その考えをベースに社内で議論を重ねアイディアが更に広がり、コンテストから約2年かけてmobicaの今の形が出来上がりました。

「mobica」考案 ストラテジックデザイン1課 課長 堤博章氏

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コスモスモアが考えるワーケーションとは

———コスモスモアが考えるワーケーションのメリットを教えてください。

堤氏:ワーケーションには、そこまで遠い場所へ行かずとも、日常を離れて自然の中で働くことで、「ゆとりを持った働き方ができる」「心身ともにリフレッシュできる」「ワークライフバランスを整えていける」といったメリットがあります。

中村氏:ワーケションは一見、遊んでいるように見えるかもしれないですが、長期的にみると健康面での良さや、環境を変えたことによって生まれる新しい発想があるので、良い効果が得られます。

実際に弊社のメンバー3人でワーケションを体験した際も、移動中の車内の会話が息抜きになったり、帰りにお土産ショップに寄ったり、昼ご飯の場所を一緒に探したり、プロジェクト外でも「一体感」が生まれる、ちょっとした旅行気分でリフレッシュもできる。行き詰まった時や業務の見直しの際にもメリットを感じることができます。

———コスモスモアが考えるワーケーションの課題を教えてください。

中村氏:”就業中に車を運転する事ができない会社がある” ”ワーケーションに馴染みがなく、半分仕事・半分遊びのように中途半端のような捉え方をされてしまう” といった社会的な課題がまだ多く残っています。

働く場所はオフィスやコワーキングスペースなどの不動産の中だけじゃない。どこで働いてもいい。mobicaのように場所にとらわれない働き方があってもいい。この世界観がもっと広がってほしい。こういった新しい働き方、考え方をもっと広げていくためにも、mobicaを使って実現していきたいと考えています。
コスモスモア1社だけでなく、同じような考えを持つ企業が増え、一緒にこういった働き方を普及していくことが理想です。

最後に

レンタルや販売ではなくカーシェアにした理由は、色々な方にmobicaを使った働き方を気軽に体験してもらいたい。そして世の中に対して広がりのあるやり方を検討した結果、カーシェアに決まったそうです。

「mobica は場所にとらわれず働ける人全般に使ってほしい!」
新しい働き方を掲げ、社会的な課題にも挑戦する「mobica(モビカ)」には今後も目が離せません。

サービス開始は、夏頃を予定しております。

【 mobica カーシェア ステーション詳細 】
読売ランドステーション
住所:神奈川県川崎市麻生区細山5-3-18(ネイバーズ読売ランド駐車場)
区画:P04
設置車両:N-VAN(Honda)1台
料金:15,000円/24時間~※

※距離料金が別途発生いたします。そのほか、有料道路や時間貸し駐車場の利用料金等、通常の利用にかかる費用は利用者様にご負担いただきます。

【 企業データ 】
社名     株式会社コスモスモア
設立     1990年1月8日
資本     9,000万円
従業員数   250名 (2022年6月28日 現在)
代表     代表取締役社長 枝廣 寿雄
事業内容   オフィス事業
       総務アウトソーシング事業
       建築事業
本社所在地   〒150-0011 東京都渋谷区東3-14-20 ニューホライズンエビス
URL      https://www.cosmosmore.co.jp/
グループ会社 大和ハウス工業株式会社
       株式会社コスモスイニシア

インタビュア:みんトク編集長 千田晃大

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