75歳以上のドライバーが免許更新時に必ず受けなければならない認知機能検査。
どんな問題が出るのか、落ちたらどうなるのか不安な方へ、検査について詳しく解説します!
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認知機能検査とは

75歳以上になると、運転免許証更新時に「高齢者講習」を受けることが義務付けられていますが、その前に「認知機能検査」を受けなければならないのをご存じでしょうか。「認知機能検査」とは、記憶力や判断力の低下などを判断するための簡易スクリーニング検査のこと。簡単な質問に答えるだけの30分ほどの検査です。
また、75歳以上の運転者が信号無視や通行禁止違反など、決められた18項目の交通違反をした場合も、認知機能検査を受検する必要があります。
さらに認知機能検査の結果、認知機能の低下が見られた場合は、専門医による「臨時適性検査」の受検や、診断書の提出の必要があります。検査の結果によっては運転免許が停止や取り消しとなる可能性があります。
認知症ではないと判断された場合には、「高齢者講習」を受講することにより、運転免許所の更新手続きをすることができます。
予約方法と料金

認知機能検査はどのようにして受けられるのでしょうか。受検には予約が必要です。対象者には更新期間満了日の約190日前に検査についての案内はがきが送られてきます。
検査は運転免許試験場や警察、委託された教習所などで実施されているので、まずそれらの機関に直接電話で予約をとります。
検査の所要時間は約30分、手数料750円がかかります。
認知機能検査の結果、記憶力や判断力に問題がないと判断された場合は、免許の更新期間満了日までに「高齢者講習」を予約・受講します。
そして高齢者講習の受講を完了し、運転免許所の更新手続をすることができるという3ステップになっています。
検査の内容

認知機能検査は、記憶力や判断力を測定する検査です。
当日は検査の実施方法について検査員が説明をして検査を進めてくれます。検査前に特に準備などは必要ありません。
特別な準備は不要ですが、内容は警視庁のウェブサイトにも掲載されているので、気になる場合は事前に見ておくこともできますよ。
詳しくはこちら。
検査は「時間の見当識」「手がかり再生」「時計描画」という3つの項目に分かれています。
時間の見当識とは、検査時の年月日や曜日、時間を回答するというもの。
手がかり再生とは、16種類のイラストを記憶して回答する検査、時計描画は指定された時刻を時計の文字盤の上に描く検査です。
採点方法

認知機能検査の採点基準は以下のようになっています。
●時間の見当識 <最大15点>
・年月日→年:5点、月:4点、日:3点、曜日:2点、時間:1点
●手がかり再生 自由回答および手がかり回答の両方正答の場合は2点、自由回答のみ正答の場合は2点、手がかり回答のみ正答の場合は1点
●時計描画 下記の7つのうち1つにつき1点
1.1から12までの数字のみがかかれている
2.数字の順序が正しい
3.数字が正しい位置にある
4.2つの針がある
5.時の数字が正しく示されている
6.分の数字が正しく示されている
7.長身と単身の長さが正しい割合になっている
採点基準についてはこちら。
当日の持ち物
検査の当日は下記のものが必要になるので忘れないようにしましょう。
●「検査と講習のお知らせ」はがき
→事前に郵送されたきたはがきを持参します。
●検査手数料 750円
●筆記用具
●眼鏡、補聴器等(必要な場合のみ)
運転していなくても検査が必要なの?
ふだん、車を運転していない人が免許を更新する場合も認知機能検査が必要になるのでしょうか?
75歳以上の人が免許を更新する際には必ず検査が必要になります。75歳以上のドライバーの免許更新は、認知機能検査→高齢者講習→免許の更新手続きという流れになります。認知機能検査、高齢者講習はそれぞれ予約が必要です。免許の更新期間満了日までに免許を更新できるように、事前にお知らせのはがきが届いたら、早めに検査の予約をして受検するようにしましょう。
認知機能検査を受けずに免許更新は可能?
75歳以上の場合は、認知機能検査をしないと免許証の更新ができません。
検査を受検し、結果に応じた高齢者講習を受講してはじめて免許証の更新という流れになるので、75歳以上のドライバーであれば全員が更新の際に受ける検査です。
「記憶力・判断力が低くなっている」と検査結果が出た場合、免許を取り消されるの?
検査の結果、「記憶力・判断力が低くなっている」と判断された場合は、すぐに免許が取り消しになるのでしょうか。実はこの検査だけですぐに免許が更新できなくなったり、取り消されるわけではありません。
記憶力・判断力が低くなっていると判断されたら、まず認知症について、専門医の臨時適性検査を受ける、または医師の診断書の提出が求められます。
さらに診断結果によっては、聴聞などの手続きを経た結果、認知症と判断された場合は、最終的に運転免許の取り消しが判断される流れになります。

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